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コラム

栄養強化の献立

2022/1/7

給食の献立作り、栄養価を上げるのに苦労していませんか?

子どもの成長に欠かせない栄養素はさまざまありますが、給食で栄養価をあげるために苦戦する栄養素の代表に【鉄分・カルシウム】があります。牛乳は大きなカルシウム供給源です。しかし、鉄分はほとんど含まれません。 鉄分を補いつつ、カルシウムを補うのにお手軽な食品がフォローアップミルクです。ぜひフォローアップミルクを入れた料理で、足りない栄養を強化しましょう。 フォローアップミルクというと、母乳または育児用ミルクの代替品と考えがちですが、カルシウム・鉄分をはじめ、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれるので、不足する栄養素を補う食品として、積極的に使っていきましょう。

★鉄分の役割★

乳幼児期の鉄欠乏は貧血・身長の伸びの障害のほかに、脳の発達・機能にも影響します。その後、鉄分をしっかり摂っても、それらの遅れは取り戻せません。乳幼児は特に鉄欠乏にならないよう気を付けましょう。

★カルシウム・ビタミンDの役割★

ビタミンD欠乏によるくる病、低カルシウム血症によるけいれんの発症が増加し問題になっています。要因として母乳栄養、日光照射不足が指摘されています。コロナ禍で自宅待機も増えていたので、なおさら意識する必要があります。乳幼児ではカルシウム・ビタミンDを十分に摂取しましょう。
また、カルシウムは骨の材料となり、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する働きがあります。成長期の子どもにはとても重要な役割があります。


<フォローアップミルクを使った料理をご紹介します!>

ミルクビスケット

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