HOME > コラム > 妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針

コラム

妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針
~妊娠前から、健康なからだづくりを~

2021/5/20

令和3年3月に「妊産婦のための食生活指針」が改訂されました。今回の改訂の大きなポイントは、【妊娠前から】が対象になったことです。妊娠前からの健康なからだづくりが生まれてくる赤ちゃんに影響し、それはその赤ちゃんが大人になってからの健康へも影響していきます。
保育園には、兄弟を妊娠しているお母さん、今後妊娠の可能性のあるお母さんや働いている保育士、栄養士など、対象となる女性が多くいます。そのため、妊娠前からの食事に関しても理解を深めておくといいでしょう。
今回の指針は10項目が示されています。ここで一つ取り上げたいのが、【不足しがちなビタミン・ミネラルを、「副菜」でたっぷりと】という項目です。日本人女性が特に不足しているのが鉄分です。鉄分は子どもの発育にも欠かせません。特に脳神経の発達に重要です。そこで、家族で鉄分を強化するお勧めレシピのご紹介です。


『レバー入りそぼろ丼』

動物性たんぱく質に含まれる鉄分はヘム鉄といい、吸収率が高いです。鉄分はなかなか強化するのが難しいので、動物性で効率的に摂取するといいでしょう。

レシピはこちら


『鮭のミルキー胡麻味噌焼き』

フォローアップミルクを使用することも鉄分強化のポイントです。漬け込むタレに隠し味で加えると手軽に強化でき、美味しさも増します。

レシピはこちら


■お役立ちサイト

妊娠中と産後の食事について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針|国立健康・栄養研究所 (nibiohn.go.jp)


< 次の記事

前回の記事 >