うまく食べられないのはなぜ?
2021/12/13
●食事に時間がかかる | ●早食い |
●口に入れすぎる | ●口にためて飲み込まない |
●食べ物や舌が出る | ●口からこぼす |
●食べるとムセる | ●食べることを嫌がる |
●好き嫌いが多い | ●落ち着て食べられない |
など、悩みはさまざまで、その悩みは幅広い程度の違いがあります。「食べる機能」は「発達」をします。そして、「発達」にはある程度の「順番」があります。例えば、ハイハイができない赤ちゃんが走ることはできませんよね。このように発達には順番があり、ハイハイからつかまり立ちをして、歩き出し、その後走ることができるようになります。食べる機能も同じです。しかし、食べることは口の中は目で見えないことなので、わかりづらいのです。

椅子に座っていられないのは、もしかしたら、まだ腰が安定していないから居心地が悪いのかもしれません。口からたくさんこぼすのは、口びるを閉じる動きがまだ習得できていないのかもしれません。このようにうまく食べられない悩みは、発達の現状を踏まえて、原因を探ることができます。
ここで重要なのは、発達はひとりひとり違います。順番も速さも個人差が大きいので、あくまでも目安であるということです。しかし、発達の次の過程を知っておくことは、変化を楽しみに待つことに繋がります。ハイハイが始まったな!次はつかまり立ちかな、いつ歩き出すかな。このように食べる機能も先の姿を知っておくことが楽しみや安心となります。
一度現状を見直し、子どもの発達に合わせた食事作りの参考にしてみてください。
