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コラム

家庭への発信も食育です(クッキング編)

2020/03/17

「保育園では完食なのに、家だと全然食べないです…」「保育園では、このお野菜も食べるのですか?」「給食には感謝です!」という保護者からの声をよく耳にします。食の悩みに対する対応が分からず、悩むご家庭も多いですね。偏食の子も、保育園での集団生活の中で、食べるきっかけをつかんでいます。集団生活ならではの効果がたくさんありますが、それを家庭に置き換えると、家庭でできる食育になります。具体的な提案を会話やおたよりでお伝えしましょう。家庭への発信も大事な食育の1つです。
保育園では、お友達と一緒に食べる楽しい雰囲気の中、「○〇くんが食べているから食べてみよう。」「〇〇ちゃんが食べているから負けないぞ~」という気持ちが生まれます。家庭でも同じことが言えます。家族揃って食べることで、自分以外の人が美味しそうに食べる姿は食べてみようという食欲に繋がることを保護者にも知ってほしいですね。そんな具体的な例をご紹介していきます。

まずは ~クッキング編~
保育園では一年間を通して、子どもの発達や成長に合わせて、調理保育の計画を立てます。
家庭でも、難しいことをする必要はありません。子どもにとってお手伝いは、楽しいものです。忙しいからと面倒がらずに、やらせてあげることが大切な関わりです。

<家庭でできる簡単なクッキング>

・お米をとぐ・ご飯をよそう
・ラップおにぎり・味噌汁の味噌をとく
・野菜の皮むき・野菜の塩もみ
・卵を割る・野菜、果物のへた取り
・ごまを振る(トッピング)

十人十色、園児によってその対応策は様々ですが、給食会議で出てくるタイムリーな問題点を、保護者への発信の題材としていきましょう。家庭での食べるきっかけ作りができると良いですね。

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