HOME > コラム > 家庭への発信も食育です(歌編)

コラム

家庭への発信も食育です(歌編)

2021/09/16

楽しく歌おう♪楽しく食べよう!

 こどもは歌が大好きです。歌の力で子どもたちの食を、さらに豊かなものにできると良いですね。家庭でも食につながる歌を取り入れてもらえるよう、歌やその効果を紹介しましょう。

馴染みのある歌から歌ってみましょう

 「カレーライスのうた」「おべんとうばこのうた」「大きな栗の木の下で」「焼きいもグーチーパー」「とんでったバナナ」などの童謡。さらに、懐かしいテレビアニメの「お料理行進曲」は、コロッケができるまでを歌っています。テレビアニメ主題歌から探すのもおもしろいですね。
「だんご三兄弟」「おさかな天国」「きのこのうた」はテレビやスーパーで流れていて馴染みの曲、近年では「パプリカ」のような話題曲など身近にたくさんの食べ物にまつわる歌があります。世代を超えて楽しく歌える食べ物ソングを探してみましょう!

好き嫌い克服のチャンス!

 子どもの成長を考え、好き嫌いなく食べさせたいと思うばかりに、「残しちゃダメ!」「食べないと大きくなれないよ!」と言ってしまいがちですが、楽しく自然に食べられたら良いですよね。 歌を歌う事で気持ちが盛り上がり、その楽しい気持ちの状態で食事が始まると、苦手な食材の先入観を、無理なく解消する事が出来るからです。なかなか好き嫌いを克服できないこともあると思いますが、繰り返し続けて歌う事で、自らのタイミングで食材を口にできる「きっかけ」になります。苦手意識が強い子どもには、無理強いをするのではなく、まずは歌でマイナスイメージの改善から進めてあげましょう。

良い習慣が身につくよう歌を活用しよう

 「よく噛んでね」と言葉で伝えるだけでなく、「カミカミ」「モグモグ」「パックン」という擬音を使った歌詞とメロディで、楽しくテンポよく噛むこと・食べる習慣が身につきます。また、食事前後のあいさつの歌は、音楽が鳴ったら食事だから席につこうという食事の習慣や挨拶の習慣の導入になります。

旬の食材・行事食と歌

 旬の食材や四季の行事の歌がたくさんあります。歌と共に季節を感じることで、旬の食材や、行事食への記憶が高まります。

小沢かづとのおいしい あそびうた | チャイルド本社(childbook.co.jp)

季節や行事にまつわる食べ物から食事のあいさつまで、「食育」にピッタリのあそび歌が21曲つまっています。子どもたちと楽しく歌って、楽しく食べよう!


< 次の記事

前回の記事 >