ビタミンA・B・Cほど耳にしないビタミンの1種ですね。
実際ビタミンＤを含む食品も限られています。
きのこ類、魚介類、卵類に多く含まれていますが、残念ながら野菜にはほとんど含まれていません。

今回はしいたけにスポットを当ててみましょう。
保育園給食では、「生」と「干し」両方使用しますが、ビタミンＤの含有量は「干し」が圧倒的に多いです。
理由は紫外線を浴びることでエルゴスチン（エルゴステール）がビタミンＤに変化するからです。 市販されている生しいたけは直射日光のあたらない室内で栽培されているものが多く、含有量は期待できません。 また、干ししいたけを購入する際は「天日干し」を選びましょう。

ここでは簡単にビタミンＤをアップさせる方法を紹介します。
生しいたけを３０分から１時間天日干しにするだけです。なんとビタミンＤは１０倍にもなります。

また、ビタミンＤはカルシウムの吸収に欠かせない必須成分です。
栄養素は効率よく使いましょう。