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コラム

和食について

2020/09/08

2013年、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
この登録された「和食」とは、料理だけではなく、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を示すものです。

(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重 → 南北に長く、山海里の食材が豊富

(2)健康的な食生活を支える栄養バランス → 一汁三菜・うま味を生かす・動物性脂肪が少ない

(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現 → 季節の花や葉で、料理や皿を彩る

(4)正月などの年中行事との密接な関わり

保育園・幼稚園・認定こども園では、「食育」という形で実践している園が多いと思いますが、一番大事なことは、「イベントではなく、日常」ではないでしょうか。
「無形」だからこそ、日々の食事や生活の中で継承していきたいものです。
保育者と給食室、保育者と保護者、園と地域など、いろいろな繋がりのなかで子どもたちに引き継いでいきましょう。
保育者と給食室では、給食を通して、取り組めます。
給食室に今日の野菜・旬の野菜を展示する、毎日の給食の時間前に1分話をしてもらう、毎日「給食おいしかった!」と声をかける等々、毎日できる事は何かしらあるはずです。

給食


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